三浦商事が破産申請 商工リサーチ支店 間宮堂は譲渡模索中

 宗谷岬にある㈲マルサン三浦商事が11月30日、旭川地裁に破産申請した。負債総額は定かでないが数千万円に上るものとみられる。
 東京商工リサーチ旭川支店によると、同社は1970年創業。84年、水産加工及び飲食店(間宮堂)の運営業者として法人化され、ピークの90年10月期にはホタテ、タコの加工・卸を主体に5億2000万円の売上高を計上した。
 新型コロナウイルス感染拡大により水産加工品の需要が落ち込み、「ホタテラーメン」が観光客、市民に高い人気を誇った間宮堂も観光客著減によって苦境を強いられるなど、コロナ禍中の年商は2億円ほどまで落ち込んでいた。
 間宮堂は事業譲渡など存続に向け方策を模索している。
 三浦純一社長は11月下旬に亡くなった。

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