時の話題 「長引くコロナも」

 コロナワクチンの接種が進んでおり筆者も先週末に1回目を終えた。痛みはなく、その夜は看護師さんに言われたよう入浴を控えたが、翌朝起きると接種した左上腕部に痛みが。生活に支障を来たすほどではないが、3週間後の2回目後はどうなることやらと気を揉んでいる。
 接種した市民の声が入ってくる中で医療関係従事者には「2回目は絶対打たない」との声も。極く少ない割合でアナフィラキシー(激しいアレルギー)が発する人もいるやに聞くが、どうこうあれコロナを克服するにはワクチンに頼るしかなく生産年齢(16~65歳未満)の人達にも早く接種できるようしなければならない。
 接種を終え正直ホッとしている。感染拡大が収まらない札幌からの訪問者もありピリピリしている神経が幾分和らいでいるが、暫くマスク生活は続けなければならんし、外での飲食にも気を配らねばなるまい。
 何処かの町だったか失念したが、若者向けの接種も緒に就こうとしており牛歩ながら沈静化に向かっている。
 それにしても長かった。昨年2月、新型コロナウイルスの国内感染が初めて報じられて以降、個人的には暑くなる頃には終息するのかなと浅慮していたが図らずも夏が過ぎ秋・冬、年が明けても未だに続いている。
 日本ばかりでなく世界中、感染者・死者とも増え、稚内では当初感染者が無く「ウイルスも風に飛ばされているんだよ」などと嘯くも容易ならざる事態に市民も脅えてしまい、市長も何度か市民に注意を促す宣言を発出するまでになった。

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