被災地に思い馳せ 会場は大林寺 ありがとう祭りに600人

 ありがとう祭「あたりまえをありがとうに」復興チャリティーイベントが9日、大林寺で開かれ、参加した600人が被災地に思いを馳せた。
 東日本大震災など大規模自然災害が発生した地域の復興支援のため、バザーや催しの参加料で得た収益を被災地にある親交団体などに寄付している。4回目を迎えた今年は胆振東部地震の義援金として贈る。
 本堂では、井上耕心住職による写経体験や「東北のいま写真展」手作り雑貨のハンドメイド作品の販売、チャリティーバザーなど、どのコーナーも賑わっていた。
 このほか、稚内市(総務防災課)の職員による防災講話、在宅医療・介護連携推進検討会「てっぺんの会」による「大切にしたいつなぐ命おくる命」と題した講話など通し、防災への備えや命との向き合い方などを学んでいた。
 実行委の伊藤奈々さんは「セミナーを通し災害に備える大切さなど学んで頂けたと思います。沢山の方々に支えられ、無事に祭りを終えることができ感謝しています」と話していた。
 支援金の金額は今後フェイスブックのページで報告される。

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