珪藻土を1500㌧移出 今年度2回目 グリーンファクトリー社

 稚内グリーンファクトリー(渡辺義範社長)による今年度2回目の珪藻土の積み込み作業が9日、末広埠頭東岸壁で行われた。袖ヶ浦(千葉)、四日市(三重)に向け午後6時頃には出港する。
 同社では、平成13年からパナソニックホームズ社の住宅用調湿石膏ボードの原料として増幌産の珪藻土を移出している。
 作業は9日朝から始まり、貨物船みどり(498㌧)にトラックやブルドーザーで運ばれた珪藻土をクレーン2台を駆使して積み込んでいた。珪藻土は袖ヶ浦600㌧、四日市900㌧の合計1500㌧。
 担当者によると、今年度の移出は今回を含め3000㌧で終了。来年は春先の出荷が予定されている。