今季初めて積雪観測 ツアー客は感激した様子

 18日、稚内に真冬並みの寒気が入り、今シーズン初めて積雪を観測し雪景色となった。路面が凍結していた朝防寒着姿の児童生徒たちが足元に気を付けながら登校。旅行者らは雪に感激していた。
 稚内地方気象台によると、上空1500㍍付近に12月下旬並みの寒気が入った影響で開運氷点下3・6度、声問同3・4度、沼川同4・7度まで下がった。最高気温も氷点下の寒さとなり、前日夜から降った雪で18日午前9時までの積雪は開運1㌢、沼川3㌢、豊富6㌢を観測した。
 風雪注意報も発表され、15㍍前後の強い北西が風が吹き、時折、吹雪く時間帯もあった。
 朝から吹雪いていたノシャップの恵山泊漁港公園には東京など首都圏からのツアー客30人以上が立ち寄り、雪景色に「寒いけど今年初めての雪を体験できて良かった」などと感激していた。
 午後にかけても雪の降りやすい状態となり19日朝まで山間部など多い所で10㌢、市街地は数㌢の降雪量が予想されている。