担い手確保に注力 建設協会と開建の意見交換会

稚内開建と稚内建設協会は13日、稚内地方合同庁舎で公共工事の諸課題に関する意見交換会を開いた。
交換会に参加した約20人を前に、巖倉稚内開建部長は「宗谷地方における国土強靭化、老朽化対策を確実に進めるためには、皆様方が地域の守り手、作り手としての役割を担っていただくことが不可欠。社会環境の変化や担い手不足など課題はあるが、地域の発展と安全・安心な暮らしを守るために十分に力を発揮して頂きたい」などと挨拶。続いて富田稚内建設協会長が「建設業界は様々な課題を抱えている中、一番は担い手であり、若年層に向けて建設業の魅力発信に努めて参りたい。人口減少、少子高齢化が急速に進み将来が見通せない状況ではあるが、企業存続のため今後も担い手確保に力を入れて行きたい」などと挨拶した。
このあと、技術者育成、AI試行工事、改正建設業法など、開発局から情報提供があり意見を交わした。


