冬季観光で続々稚内入り 観光協会 今月は30本以上のツアー

冬季観光で稚内入りしているツアー客が市内の景勝地を巡り、北国の強い風に「寒い」と驚きながら最北観光を楽しんでいる。
冬季観光に入った今月から稚内観光協会による国内団体向けの冬季観光誘致対策事業で九州や中部、関西、首都圏などからツアー客が稚内入り。新千歳や旭川、紋別空港などから道内入りして3泊か4日泊で道北観光を巡り、稚内では1泊しノシャップ岬の恵山泊漁港や北防波堤ドーム、宗谷岬、キタカラ、副港市場などを回っている。
協会によると、1本40人前後のツアー客は13日現在、11月1カ月間に30本以上、12月も同じくらいのツアー客が稚内入りする予定にあり「未だ集客中のツアーもあり、今後伸びる可能性もある」としている。
数日前、九州・中部などからのツアー客60人以上がバス2台で恵山泊漁港に立ち寄り、雪雲に隠れ目的の利尻富士を見ることはできなかったが、記念碑やイルカのモニュメント前で記念撮影をしていた。
福岡から参加したという夫婦は「向こうと稚内の気温差は10度以上もあり寒いですが、稚内で美味しい物を食べ、強い風を体感できて良かったです」と満足していた。


