時の話題 「横田氏の受章」
小春日和のスタートとなった今週、何が起きるのか。稚内ではさほど大きな事件・事故が起きないこと願うものの、全国的には何かしら吃驚する事が起きるに違いないと身構える。マスコミとしての宿命なのであろう。
「文化の日」の昨日秋の叙勲受章者が発表され、前市長の横田耕一氏(76)に旭日小綬章が授与されることになった。稚内市長として初の民間出身者横田さんは3期12年間、市民のため市役所改革のため奔走したのが記憶に新しい。受賞には「おめでとうございます」と筆者個人として祝意を申し上げる。
二期市長を務めた敦賀一夫氏の後継者を選ぶ選挙戦には市役所元職員で人柄から市民の評判が良かった岡谷繁勝氏との一騎打ちとなったが、稚内青年会議所会長など歴任し弁舌さわやかな横田氏が当選し、先ず市役所改革に手を着けるもその壁は厚く期待された成果を上げることができなかった(筆者個人の感想)。
二期目の選挙は難なく突破するも大接戦だったのが三期目で対抗馬とされた長谷川伸一氏と302票差という薄氷を踏む思いで勝利を手にした。4選も考えたそうだが、当時副市長だった工藤広氏が早めに立候補表明したため断念したという経緯があった。
推し図るに市長としてやり残したこともあり断腸な思いでの断念となったが、野に下ったあとの一民間人としての活動は評価に値するものだった。
見た目が若いこともあり健康状態もいいようなので黄門さまのように稚内を住み易い街にするよう努めること願っております。


