【赤レンガ通信所】 先週末に一般公開され歴史ある建造物を見学

赤れんがB棟内部を見学する旅行者

 稚内市歴史・まち研究会が維持管理する恵北の稚内赤れんが通信所が18、19の両日、一般公開され、市民や旅行者らが歴史ある建造物を見学した。
 7月以来3カ月ぶりに一般公開され、見学に来た歴史好きな人たちは昨年秋に設けられたB棟内部に展示されている赤れんがの模型や当時を伝える写真などを見たり、望楼に上がって敷地を見渡していた。
 今年、戦後から80年昭和100周年になることを記念し、稚内市歴史・まち研究会と稚内ユネスコ協会が作成した「稚内赤れんが通信所」の絵葉書が、両日とも先着50人にプレゼントされた。
 名寄から訪れたという男性(61)は「とても貴重な建物で歴史的に価値があり、この先も残してほしい建物なこと実感しました」と興味深そうに見学していた。