増幌川に遡上するサケ少なく 漁港の釣りもさっぱり

上流目指し増幌川を遡上するサケ
増幌川にサケが遡上し、上流では産卵のため必死に遡上する命のドラマを繰り広げている。
今年は海水温が高いためか、上流での確認は例年より半月以上も遅い9月後半になってからで遡上する群れも少ない。数年前のこの時期であれば数㌔上流で群れの塊を見ることができたが、17日午前中には10匹ほどしか確認できなかった。
雨も少ないため上流の水深は浅く、少ない水量の中でサケの群れは産卵のため必死に上流を目指していた。
8月後半から始まった市内漁港などでのサケ釣りは先週末の3連休を最後に釣りの人の姿はなく、17日朝は西稚内漁港で数人だけが釣りをしていた。毎年20匹前後のサケを西稚内漁港で釣っていたという地元の釣り人は「今年は3匹だけ。何処の港も釣れない」と嘆いていた。

