保護者、みかぐら指導 南小5年生の学芸会発表に向け

父母ら経験者の指導を受ける南小5年生

 東北地方の郷土舞踊「みかぐら」を10年以上前から学校の伝統行事として踊り続けている南小は、25日にある学芸会で5年生が演舞を披露する。本番に向けて踊りの経験がある保護者から指導を受けている児童たちは「元気よく踊りたい」と張り切っている。
 20年以上前に中央小で行われていたみかぐら教室卒業生の保護者が、学芸会の練習日に合わせて10日から直接指導しており、15日午後には石原麻葵さんら経験者3人が5年生25人に豊作などを祈願したみかぐらの基本動作などを教え「高くジャンプ。扇子を高く回して。腰を下ろして。元気よく声をだして」などと子ども達を指導した。
 本番前日の24日まで経験者10人ほどが交代で指導することになっており、みかぐら教室が開催した時に講師を経験した石原さんは「小学生からみかぐらを踊っており大好きな踊りですので子ども達には楽しく踊ってほしい」とエールを送っていた。