道科学大と包括連携協定 稚内市 人材育成、経済発展などで

稚内市と北海道科学大学(前身北海道工業大学)が人材育成や地域経済の発展などで連携する包括連携協定を締結した。
道科学大学は2027年に地域課題の解決に向けた人材を育てる「地域創造学部」を開設する予定にあり、稚内でフィールドワークを実施する計画がある。大学の薬剤課の学生が市立稚内病院で実習していることなどが縁で今回の包括連携協定が実現したもので▽地域課題の解決▽人材育成▽教育・学術▽地域経済の発展などに関する内容で協定を結んだ。
10日、市長会議室で締結式が行われ、協定にサインしたあと、工藤市長は道工大卒業生と市役所で働いてきたことを振り返り「専門性の高い実績がある大学と様々な分野で関わりを持てることは、このマチにとって大変有り難いこと。協定を契機に関係が深まり、協力し合いたい」と挨拶し、北海道科学大学の川上敬学長は「大学は医療エンジニアなど様々な分野のプロフェッショナルを育成してきました。これからは地域課題を解決に導くコーディネーターのような人材が日本中で必要になる。稚内市さんと協力して取り組んでいきたい」などと述べた。
道内自治体の中で23番目に稚内市と連携協定を交わした北海道科学大学の川上学長は、稚内の特性を活かした取り組みに「稚内市は最北端であり、沢山の地域資源がある。地域資源を活かした人材育成に期待している」と本紙の取材に答えていた。


