白い道、豪雨で削られる 稚内市 きのう応急措置講じる

7日深夜〜8日未明にかけて局地的に降った激しい雨の影響で、宗谷丘陵の白い道が雨で削られた場所が見付かり、市(観光交流課)職員が応急措置を行った。近日中に業者による復旧作業を行う予定で「完全に直すまで車などで通る際は気をつけて走行してほしい」と呼びかけている。
稚内地方気象台によると、発達した雨雲が通過した影響で、宗谷岬は7日午後11時から3時間で60ミリ近い激しい雨が降った。雨の勢いが収まったあと、市(土木課)がパトロールし全長3キロある白い道のゴール付近下り坂で道に敷き詰めている砕いたホタテの貝殻が、流されているのを発見した。
土木課から連絡を受け、観光課職員が9日からの3連休で旅行者が多く訪れるとして、8日午後1時過ぎから雨で削られた場所の応急措置を行った。


