1番草刈り始まる 先週からサラキトマナイなどで

 サラキトマナイや勇知などの酪農地帯で1番草の刈り取り作業が始まり、早い地域ではサイレージロール作りも進んでいる。
 5月後半に10度を下回る寒い日があったが今月に入り晴れた日の日中の気温が15度前後と暖かい日が続いたこともあって牧草も成長し、サラキトマナイなどでは早い所で先週4日から収穫作業が行われている。
 晴れ間が広がった9日、トラクターで刈り取り作業を始めたサラキトマナイの酪農家は「先週にまとまった雨が降ったあと、気温が上がり始め、草も一気に伸びた。例年10日前後に作業を始めるが、1番草として今がタイミング的には一番良い時期だ」と話していた。
 稚内地方の酪農家の1番草刈りは7月上旬まで行い、サイレージや乾燥ロールなどにする。