週末雑感
4月頭から続いていたヒザの痛みもようやく緩和しつつあり我が家の近くのプレス紙配達も2週間前から復帰した。ほかの仕事はデスクワークと喋り、そしてちょっとした批判精神があれば出来ることなので、改めてだが新聞配達の大変さも認識しているところだ。
今月5、6日と続け北海道が公表した日本海北海道北部地震で稚内での死亡者が4000人にも及ぶという予想に関し小欄で認めたところだが、一つ書き忘れたことがあるので付記します。
それは避難タワー建設や山側への避難路作りは国などの公共工事がめっきり減った土建業界にとって助け舟になるのでは?ということである。
何かの本で読んだのだが、国は今、地方からの要望への対処について、その地域個々の創造性に富んだものに予算を計上している傾向にあるそうで、そういう観点からも避難タワー建設は道の発表もあり時宜にかなった工事といえよう。加えて老朽化する公共建造物などインフラ強靭化の要望もできれば鬼に金棒になろうか。
人口3万人を割り人の数だけみれば衰退の一途を辿っている感のある稚内だが、水産業は往時の勢いに無いとはいえドンと構え観光だって最盛期の一泊料金2万円超には参るが土台を築いている。
公共工事も今年度、コンサルタント会社の業務が多く、来年度以降への期待が膨らむ。
あとは人口に見合った規模(市議会定数など)にすれば年がら年じゅう強い風には閉口するも食い扶持を稼ぎ出す力はある。子育て世代への助成がマチ作りの鍵を握るのか。