今年度 珪藻土初移出 グリーンファクトリー社 袖ヶ浦、四日市に1500㌧
稚内グリーンファクトリー(渡辺義範社長)による今年度初の珪藻土の積み込み作業が16日、末広埠頭東岸壁で行われた。袖ヶ浦(千葉)、四日市(三重)に向け夕方には出港する。
同社では、平成13年からパナソニックホームズ社の住宅用調湿石膏ボードの原料として増幌産の珪藻土を移出している。
作業は16日朝から始まり、貨物線のぞみ(498㌧)にトラックやブルドーザーで運ばれた珪藻土をクレーン2台を駆使して積み込んでいた。珪藻土は袖ヶ浦650㌧、四日市850㌧の合計1500㌧。
担当者によると、建築資材など高騰する中にあっても珪藻土は安定的な移出が見込まれ、今年度中に4500㌧の移出を予定しているという。