時の話題 「駄目な事かね」
鬼の霍乱と言いましょうか、年を取ったと言いましょうか、4月初めから痛むヒザが治らない。整形クリニックでの診査の結果、水が溜まっているとして抜いてもらうも快癒せず今日に至る。
中性脂肪やコレステロール値が高く、大腸のポリープを内視鏡で手術するもヒザの痛みなどこれまでなく、体が蝕まれてきていることに弱気の虫がもたげてくる今日此の頃だ。
永遠の命があるのを信じていた若い頃を経て30代、40代と年を重ねるうちに体の不調が表面に出るようになり親や身内、知合いが亡くなるようになり気付いたことが「人の命には限りがある」ということだ。
中国の奏の始皇帝が不老不死の薬をつくり出そうとしたそうだが体の不調が顕在化してくると弱気の虫が這い出てきて妻に「70代で死ぬのでお前は長生きしなさいよ」と処世を語るようになり、知人に同じ事を言うと「70になったばかりだろ」と窘められてしまった。
昨日、読者から敦賀元市長のお別れ会を稚内市がやることに疑義を説える投稿があった。市長を8期32年間務め功績のあった浜森辰雄氏に比べ2期8年務めただけの敦賀氏のため公費で催すのはおかしいとするものだ。
奇しくも同じ時代に生き8年とはいえ市長にあった人のお別れ会を催すのがそんなに理不尽な事なのであろうか。投稿者は市政は二元代表制なのだから議員も公費でのお別れ会をやればと錯誤した論理も振りかざす。
工藤市長の人柄を示すものとして個人的にはお別れ会開催には賛成である。