熊谷さん全国大会へ 稚内出身 全道剣道女子個人戦で準V
稚内剣道連盟に所属し旭川医大に通っている熊谷愛唯さん(2年生)が、第51回北海道女子学生剣道選手権大会(11日北大体育館)の女子個人戦で準優勝し、7月に日本武道館で開催される全国大会への切符を手にした。
愛唯さんは、稚高看護科を卒業し旭川医大に進学。幼い頃から父で白樺スポーツ剣道少年団の指導者である智明さんの稽古を受け高校時代には全道出場など好成績を残し、大学進学後も剣道部に所属している。弟の虎明君(東中1年)は昨年、全国大会に出場した。
全道トップクラスの強豪選手54人が出場した中、持ち前の瞬発力を活かし面と小手で初戦を2本先取で快勝。その後は接戦ながらも駒を進めたが決勝戦で惜しくも敗れた。
愛唯さんは「2回戦以降、厳しい試合が続きましたが、弟も頑張っていると思い決勝まで進めることができ良かった」と大会を振り返り、全国大会に向けては「稽古し実力をつけてチャレンジしたい」とコメントした。
長女の萌愛さん含め3きょうだい全員が全国大会に出場したことを受け智昭さんは「剣道一家としてとても嬉しいこと。どこまで行けるか挑戦して欲しい」と喜びを語りエールを送っていた。
愛唯さんが出場するのは7月5、6の両日、日本武道館で開催される第59回全日本女子学生剣道選手権大会・第19回全日本女子学生東西対抗試合。
稚内剣道連盟に所属する大学生としては初めての全国大会出場となる。