週末雑感
ウクライナ、パレスチナ自治区に続きインドとパキスタンが分割統治しているカシミール地方でも戦火が。領土を巡る紛争は古今変わらない。
バチカンの新しい教皇が決まったとはいえ野心満々の指導者たちを翻意させるとは露ほども思わず、不安は尽きない。
何の不満かは知らねど通り魔的な殺傷事件が増え、未練たらしく男どものストーカー行為も甚だしく20歳という女性の将来を奪ってしまった。長野の山奥から上京し東大生を標的にした傷害沙汰もあり、「世の中が嫌になった。誰かを殺し道連れ」にと子供たちを刃物や車で襲う事件も起きている。
筆者もそうであるように男が未練たらたらしいのは判るが相手の女性の命を奪うなんていうのは男の風上に置けず厭世観での自死願望に対しては死にたければ他人を巻き添えにせず自分一人で死になさいと言いたい。
世の中は甘いものでなく絶望的な状況に陥ろうが「これでもか」と虐げるものである。まるで甚振るのを面白がるようにである。
これほど人の悪辣ぶりが顕著になったのはスマートフォンで瞬時に世の中の出来事を知ることとも無縁であるまい。SNSやユーチューブ、Xなど種々雑多な情報が飛び交い何が善で何が悪かを判断できない所まで至っているからでないのか。
筆者のスマホにも様々な情報が流れてきては有料の悪徳サイトへ誘い入れようとする。アダルト系情報も数多あり子供たちを蝕んでいる実態を窺える。物価高という現実もあり住みづらい世に呻吟するばかりだ。