稚内マラソン 100撰に アールビースポーツ 今年のエントリー順調
一般財団法人アールビースポーツ財団(東京)が昨年1年間で国内で開催されたランニング大会で参加ランナーの感想などをもとに選出し発表した「全国ランニング大会100撰」に、日本最北端わっかない平和マラソンが初選出された。稚内の大会事務局は「今年の大会に向けて弾みがつく」と喜んでいる。
大会評価サイト・RUNNET大会レポ(ランネット)などを参考に選出している全国ランニング大会100撰は今回で25回目。昨年9月8日に宗谷岬をスタートし北防波堤ドームをゴールに開催された第7回平和マラソン大会のフルの部には708人出場し636人が完走した。
選出の評価になるランネットで100点満点中、全国平均78点に対し稚内大会は高得点の95・4点を獲得。ゴールまで向かい風が苦しいと言われているがランナーからは「神風」などと表現され、コースの評価点に「自然満喫」、「観光名所とセット」、「おもてなし」など大会の特色として挙げられている。
今年9月7日に開催される大会に向けて、4月1日から参加ランナーを募集しているがフルマラソンは定員1000人に対し23日現在で半分を超え507人に達した。昨年と同じ時期より80人も多くエントリー数は伸びている。
今回初めての100撰に選ばれたことに、事務局は「評価されて嬉しい。大会ホームページにも100撰を案内し、大会をPRしていきたい」としている。