今年も盛況に終える 魚常明田のセリ市
魚常明田鮮魚店の今年最後のセリ市が20日副港市場で行われ、市民や観光客110人余りが格安の魚介など入手し競りを楽しんでいた。
副港店開業から始めたセリだが、最初の数年は30人くらいと少なかったものの、PRもあり平均し60人ほど集まるようになり、今年最後となったセリでは稚内海峡太鼓と津軽三味線奏者の奈良海翔さん(稚高2年生)がセリの前に出演し演奏することもあって来場者が多かった。
「市民の皆さんにセリを楽しんでもらいたい」とサービス精神旺盛な明田常臣会長の掛け声で始まった競り市ではロブスターが1匹500円で販売されるなど安売りに市民は声の代わりに番号が書かれた団扇を上げセリ自体を楽しんでいた。
同店では今月27日から宗谷岬にある店舗の営業を始めるためセリは今回で終えた。
明田会長は「参加する人が以前の倍にも増えているのは嬉しい。皆さんに感謝しております」と話していた。