60余人参加し清掃活動 こうほね家周辺で 国立公園50年終えたが念入りに
利尻礼文サロベツ国立公園内の浜勇知にある「こうほねの家」周辺で21日、地域住民や施設関係者が参加した清掃作業があった。
こうほねの家が今月29日オープンする前の恒例の清掃活動として施設管理者のSEAS(シーモア運営会社)や下勇知町内会、環境省稚内自然保護官事務所、国立公園パークボランティアの会、ポラリス・ネイチャーガイズ&コンスタンツ、ユーラスエナジーホールディングスなどから60人余りが参加した。
北風冷たく気温が5度前後までしか上がらない天候の中、参加者は1時間余りコウホネの沼など近くの海浜で漁具、プラスチック容器や紙くず、空き缶などを拾い集めていた。
SEASの木村亘代表は「管理して7年目を迎え、昨年は木道が整備され、沼のコウホネの花が復活し、昨年秋には利尻礼文サロベツ国立公園が指定から50周年を迎えて注目されている地域であります。皆さんに周辺の景色を楽しんでもらえるよう環境整備に努めていきたい」と話していた。