週末雑感

 良くても悪くても自然の力は大きい。昨日のような好天だと人は饒舌になり悪いと口数少なくなる。体が健やかだと顕著に現れるが病気がちだと鬱陶しさも相俟って寡黙になる。と直情径行型人間の筆者は考える。
 三つ子の魂、百までもと幼児期からの性格は変わるものでなく、つむじ曲がりなのはこの所目立ってきている。書き屋をやっているので他人は大目に見てくれどうにか生きているのに偽りはない。
 ついこないだまではGWには北見の孫の所に、はたまた温泉でもと行動していたが、出無精というより面倒くささが先に立ち、積ん読の小説単行本でも読むか―と非行動的になっている。
 今週も何やかやあり忙しい1週間であったが、敦賀元市長の訃報に触れ思い出したことがあった。「天皇」と呼ばれた浜森さんに刀一本持ち挑んだ敦賀さんは男気だけでなく正義感が強く「このマチを変えなければ」という気概にあふれていた。
 市民は浜森さんにお灸を据えてやれと敦賀さんに投票したが、浜森市政への不満は強く市職員も相当数、敦賀さんに一票投じた。でなければ引っ繰り返ることはなかった。
 驚天動地の出来事に稚内じゅうが慌てふためくも運命のいたずらではなく、あるべきしてあった歴史の変り目だった。敦賀さんだからこそ当選したのであって他の人なら青天の霹靂は起きなかったと思われる。
 今、世界中はトランプさんの相互関税により混乱するもこれとて一時的な事であろう。次の人が軌道修正し元に戻る。楽観的かな?