バイオリン聴き昼食摂る 地域食堂 サラサール賢人さん演奏
市内でバイオリン教室を主宰するサラサール賢人さん(23)が12日、東地区活動拠点センターで開かれた地域食堂ふらっとで昼食を摂る子どもらを前にバイオリン演奏した。
賢人さんと、ふらっとの実行委員として1年半ほど活動している三浦紗季さん(25)はともに稚内海峡太鼓保存会に所属しており、三浦さんからの誘いでボランティア活動に興味があった賢人さんが「自分に出来ることを」と昼食時のBGMとしてバイオリンを演奏することになった。
正午前、集まった子どもたちや地域の人たちを前に、賢人さんは「さくらさくら」など春らしい曲な趣くままにバイオリンを演奏すると、子どもたちは美しい音色に聴き入りいつもと違う昼食を楽しんでいた。
賢人さんは「地域食堂の活動に興味があった。僕が出来ることはバイオリンなのでそれで貢献したいと思いました」、三浦さんは「私自身子どもの頃、楽器に触れる機会が少なく子どもたちが演奏を間近で楽しんでもらえる機会になってよかった」と話していた。
ふらっと代表の岡田哲哉さんは「いつもと違う地域食堂を楽しんでもらえた」と感謝していた。