市民ニュース TV拘りで質疑 市議会 伊藤議員追及
市議会は12日から議案特別委員会を開き、一般会計304億8000万円を盛り込んだ新年度予算案を審議した。
総務費の審議の中で旭川など道北エリアで毎週1回放送している市民ニュースに関し伊藤正志議員(市民クラブ)から約488万の予算での費用対効果、動画など様々な媒体がある中でテレビ放送に拘る理由などを指摘。これに対し田中企画調整部長の答弁に続き、川野副市長が色々な媒体がある中で、市民の中には幅広い年齢層があることを挙げ「高齢者を中心に市民ニュースは非常に楽しみにしている人がいる。テレビ放送で稚内の話題などの内容を楽しみにしていることは事実。今の段階では続けていきたい」と答え、将来的な部分では色んな形があり、財政状況や市民ニーズなどを考慮し検討していかなければならないとした。
納得のいかない伊藤議員の更なる指摘に、工藤市長は「この施策は、街の子ども達の笑顔を街に届け、ほかのエリアに稚内の子ども達が頑張ってる姿を伝え、次の世代に伝える大事な施策の一つであり様々な媒体があるのは充分承知しているが今はテレビが適している」と述べた。