週末雑感
今週の話題と言えばロシアとウクライナ紛争の終焉近づき、国内では高騰するコメ価格鎮静化に向けた政府備蓄米の市場放出、そして稚内では宿泊税導入の審議が始まった事であろうか。
埼玉で起きた下水管棄裂による道路陥没の長期化、イスラエルとハマスとの停戦期間履行などあったが、敢えて絞るのならこの3項目か。
2022年2月24日のロシア軍のウクライナ侵攻から間もなく3年の月日が経過する。米軍などNATO各国がウクライナに武器・弾薬、戦闘機を供与するなどするも戦況は好転せず、ここに来て先読みできるプーチン大統領が攻勢をかけている中でのトランプ米大統領の休戦仲介は落としどころとなろう。
コメの高騰問題は業者思惑の買い占めが原因で、ある意味、地区農協の力の減退を表すものだが、資本主義社会にあって起こりべくして起きた事ともいえ今回、政府が柔軟な対応をするのは評価されよう。
就任時から批判がうず巻いた石破さんだが長年の苦渋の政治経験によって「意外とやるじゃん」と評価が変わりつつあり、小欄の「もっても夏の参院選前まで」は覆さなければならないか。
稚内市の宿泊税導入は昨日の天北堆で反対の論陣張るも、審議会で観光業全体に発破を掛ける提言をした後に導入是非を決めたら如何か。
稚内観光は数十年前と比較すると格段にレベルアップしているが一流とは世辞でも言えない。先ずは足元を固めて観光客らに「致し方ないね」と認められてから導入すべきだ。