選挙啓発出前授業で投票 稚内養護学校高等部生徒

 道選管宗谷支所、市選管は5日、稚内養護学校で高等部生徒を対象とした選挙啓発出前授業を行った。
 高校生に講義や模擬投票を通して選挙参加の意義や理解を深めてもらおうと行われた出前授業には、生徒6人が参加した。
 生徒たちは、道選管宗谷支所職員から18歳から選挙権が与えられ稚内市では前回の衆院選での投票率が全体で55・2%、そのうち18・19歳が33%だったことなど説明され、若者の投票率が低いことで意見が社会に反映されにくくなるとし「将来の社会や生活のためよく考えて投票して欲しい」と投票の参加を呼びかけた。
 続いて市選管による模擬投票が行われ生徒たちは3人の候補者から投票する人を決め一票を投じていた。
 村山もね(3年)さんは「選挙や投票の仕組みを改めて知ることができました」と話していた。