5年ぶりに2種類展示 旧瀬戸邸 大正、昭和中期のひな人形

 3月3日の桃の節句を前に、冬季開館中の旧瀬戸邸で、大正と昭和中期のひな人形が飾られ、訪れた旅行者らの目を惹きつけている。
 大正など時代の異なる2種類のひな人形を保管している旧瀬戸邸では毎年、1種類のみを展示していたが、今冬は5年ぶりに2種類とも飾った。
 1階の大広間には旧瀬戸邸で古くから大切に保管されていた100年以上前の大正時代のものと、市民から寄贈された70年以上前の七段飾りのひな人形が飾られている。
 大正と昭和のものとでは、男雛と女雛の位置が逆だったり、人形の大きさが異なったりし「大正時代のひな人形は貴重ですので市民の方も見に来て下さい」と常勤スタッフ。