市役所前道路で漏水し陥没 2月上旬に復旧工事

 市役所前の中央3バス通り道道天塩線下に埋設されている水道管から水が漏れ、昨年12月から漏水により道路が陥没した事態に、市民からは「陥没していると車が通るのに危ない」と苦情が寄せられている。
 市(水道施設課)によると、道道下の無電柱化工事のため水道管を移設した際、管の接続部から水が漏れたもので、昨年12月上旬に漏水が判明してから一度は復旧工事を試みたものの、漏水を完全に止めることができずにあり、道路が陥没した状態となっている。
 現在、2月上旬を目処に復旧工事するべく調整しているが、漏水管を取り替える工事の際、2時間程度は富士見までの地域の水圧低下や若干の濁り水が発生する可能性があり、市では復旧工事の日程が決まり次第、濁り水や水圧低下が生じる地域への周知をホームページなどで徹底するとしている。
 漏水により現場は1カ月半ほど道路が陥没した状態にあり、近くを通ったドライバーは「今は除雪されて車の走行はしやすいが、雪があった時は道路幅が狭く、車がすれ違うのが大変だった。早く直してほしい」と話していた。
 漏水について、市は23日の市議会総務経済常任委員会で担当者が報告した。