ひかり菜にお墨付き 北光園 道地区豊漁村の宝に選定

 稚内市社会福祉事業団が運営する稚内市北光園が、農林水産省が主催する第11回ディスカバー農山漁村(むら)の宝アワードで、北海道地区部門に選ばれた。
 農林水産省では、強い農林水産業、美しく活力ある農山漁村の実現に向け、地域資源を引き出すことで地域活性化や所得向上の取り組みをした団体を募りディスカバー農山漁村として全国に発信している。
 北光園は最北の野菜工場ひかり菜で通年栽培しているフリルレタスの取り組みで応募し全国のアワードには選ばれなかったものの、北海道の優れた取り組みとして今年度北海道地区ディスカバー農山漁村の宝に選定された。道内では他に石狩、遠軽と共に選ばれた。
 北光園は今年、道開発局が主催する「わが村は美しく〜北海道第11回コンクール」で優秀賞に輝いたことから今回のアワードに応募することになり、ひかり菜の農福連携による取り組みが評価された。
 満保常務理事は「活動が評価され、嬉しく思い身が引き締まる思い。地域の人に愛される野菜として今後も安心・安全な野菜を提供できるよう頑張っていきます」と話していた。
 北海道部門に選ばれた北光園の取り組みは今後、HPなどで全国に発信される。