枕崎訪問し友好深める 中高生12人 地元の祭りで賞に輝く
青少年交流事業として、稚内市の中高生が友好都市関係にある鹿児島県枕崎市を訪問し向こうの生徒らとの交流を通して友好関係を更に深めてきた。
両市は最北端と最南端の駅舎がある縁で平成24年、友好都市締結して以降、互いに行き来する交流事業を進めている。今年は稚高生3人、大谷生3人、南中生3人、東中生1人、潮見が丘中生1人、宗谷中生1人の12人が今月2日~5日まで枕崎市を訪問した。
交流事業として枕崎高校と鹿児島水産高校を訪問した際、互いに街の魅力などを語り合い、稚内の生徒は地元の海産物や景勝地として宗谷丘陵の白い道が稚内に来た観光客に人気のスポットであることなどを伝えた。
3日夜には地元のさつま黒潮きばらん海祭りが開かれ、稚内市の中高生は踊り行進に参加し「こんぶちゃん賞」を受賞し、枕崎市の人達と交流を深めて夏のイベントを満喫してきた。
派遣団の中高生に同行した市職員は「最初は緊張していた子ども達ですが、交流イベントを通じて互いに打ち解けて、次に繋がる良い交流が出来ました」と振り返っていた。