和服でもてなし実行委の街歩きツアーにシンガポールから4人参加 きのうドーム、白い道など散策

着物で歩くシンガポールの旅行者4人

 稚内和服でおもてなし実行委員会(竹内ひとみ代表)による街歩きツアーで13日午後、シンガポールから旅行コーディネーター含め旅行者4人が着物姿で市内の景勝地を散策した。今年初めての外国人旅行者の参加に竹内代表は「稚内にリピートとして来て頂ける旅行者が増えるよう魅力を伝えていきたい」と話していた。
 この時期、シンガポールは夏休み期間となり、約2週間で日本各地を回るため6月2日に来日した一行4人はJRで関東、東北などを回り11日に函館、札幌などを巡り13日午後1時前、宗谷線で稚内に到着した。
 稚内では着物に着替えて竹内さんの案内で北防波堤ドーム、宗谷岬、宗谷丘陵の白い道などを回った。14日はフェリーで礼文島に向かった。
 日本語ができるコーディネーターの通訳を通じシンガポールで教師をしているという女性はドームを見学した感想について「アメージング(素晴らしい)建物で立派です」と感動し、着物で街歩きしたことについて「日本の習慣が素晴らしいので着物は着るのに時間がかかりましたが、日本文化を体験でき、とても素晴らしい時間を過ごせました」と喜んでいた。
 竹内さんと6年以上の親交があるコーディネーターの女性は「日本は景色、食、文化が素晴らしい。シンガポールの人は日本が大好きです」と話し、竹内さんは「大好きな稚内を多くの方に旅して頂けるよう努力したい」と話していた。

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