吹奏楽団とゲストが競演 定期演奏会に750人来場
今年で創立35周年を迎えた稚内吹奏楽団の定期演奏会が10日夜、文化センターであり、ゲスト3人と団員が息の合った演奏をし750人余りの聴衆を魅了した。
29回目の定期演奏会は、杉谷賢俊さんが指揮し第1部では47人団員が行進曲「煌めきの朝」など、第2部では東京交響楽団首席クラリネット奏者のエマニュエル・ヌブーさんと妻の稚内出身のクラリネット奏者の郡尚恵さんを迎えて「椿姫―La traviata―」による演奏会用幻想曲など、3部は独学で津軽三味線を演奏する東中3年生の奈良海翔君と「千本桜」など競演した。
演奏会を終えた飯沼剛団長(50)は「沢山の皆さんの来場に感謝しております。ゲストのヌヴーさんや友情出演の郡さん、奈良くんの素敵な演奏も含め楽しんで頂けたのではないかと思っています。今後も稚内吹奏楽団へのご支援をよろしくお願い致します」と話していた。