先週のことども

 議会の特別委員会、本会議を取材傍聴し強く思ったのは2、3の会派のほか与党化した多数派を構成する議会では何もできなかろうとの事だ。発言すれば議案書の間違いを指摘し、その後、よく見ると間違いと判り早とちりする議員、他の議員の発言を後方席でヤジるという程でないものの、何か詰り自己満足する議員。
 これはほんの一例に過ぎず、この体たらくを何とかしてくれよと神に祈ってしまう。
 この程度の議員に年間500万円超の報酬を支払う稚内市民の寛大さは他の町の議会と比べ特筆されよう。
 議員の中には一生懸命に活動に取り組んでいる人が何人かいるが議会全体で理事者側の上程に対し事無かれ主義に徹するのは一般市民への裏切り行為だ。
 昔の事を言っても詮無いことだが、佐々木政美、魚住、稲垣、川﨑さんはずっしり厚い予算書を丹念に調べ上げ、主戦場たる議会で侃々諤々の議論を戦わせたものだ。それより昔の泉下にある議員先達も今の稚内議会にはホトホト呆れていることであろう。
 「お願いします」「皆さんのために働きます」など選挙になるとおべんちゃら含め有権者を取り込もうとするが中味は薄っぺらで、これで二元代表制の一翼を担えるのか。全部反対するのは別にして是々非々で判断し稚内市のため心の底から働こうと思えば先達のよう議論を白熱させるのが役割でないのか。
 その割に議員定数削減は決まった事などとして上程しようともしない。「員数が減れば市民の声を汲み取れない」。それほど真摯に仕事しているのかな。

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