稚内勤務は2度目 宍戸稚内税関支署長が抱負

 稚内税関支署長に着任した宍戸直樹氏(56)は「全国で不正薬物の密輸が6年連続で1㌧を超える深刻な状況にある。コロナ禍で密輸の手口が変わってきており関係機関と連携し街の安心、安全を守りたい」などと抱負を語った。
 宍戸支署長は旭川市出身。平成元年、函館税関を振り出しに留萌税関支署長、八戸税関統括審査官など歴任。前任は苫小牧税関管理課長。
 稚内には平成9〜12年まで4年間、統括監視官付き監視官として勤務しており、22年ぶりの稚内に「商業施設などが増え充実したように感じる」などと話すとともに、前回勤務の際の平成9年には4000隻以上の入港があり「カニ船が盛んに入港していたので取り締まり業務などに追われていた」と当時を振り返っていた。
 趣味は映画鑑賞とドライブ。「久しぶりに宗谷丘陵など見て歩きたい」と話していた。

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