オンラインで料理教室 サ州文化経済協 ユ市では道北物産展開催
稚内、旭川など道北6市で構成するサハリン文化経済戦略協議会は22日、旭川市とユジノサハリンスク市をオンラインで結びサハリン在住者向けに稚内から輸出したラーメンなどを使ったオンライン料理教室を開催する。
日本食普及に向けたワークショップとして旭川市を中心に料理教室を行う野菜ソムリエの松田しのぶさんが、ユジノ市で飲食店や小売店経営、メディア関係者ら20人に稚内市民のソウルフードとも言われている「チャーメン」など3品を調理しながらライブ配信し伝える。
22日から約2週間に亘ってユジノ市の小売店で2年ぶりに北北海道物産展が開かれることにより、今月上旬に貨物船チャーター事業で稚内港から輸出された調味料やラーメン、菓子類など15品目が販売される。稚内からてっぺんが製造し稚内ブランド品の「ポテマルコ」が初めて出展される。
事務局(市サハリン課)は「物産展に出品した商品は、現地小売店と商談を重ねサハリン側が求めるものを中心に輸出しており、今後は継続した取引に結び付くことが期待される」としている。