冬の海に蜃気楼
稚内市街地の建物などが歪んで見える蜃気楼と見られる現象が8日現れ、市内の女性写真愛好者が撮影した。
ここ数日は晴れて穏やかな日が続き、朝方にかけ放射冷却現象で声問、沼川などでは氷点下8度前後まで下がった。この冷気が流れ込んだ海面付近と大気の温度差によって光が折れ曲がり蜃気楼が現れたとみられる。
8日午前、市街地から宗谷岬方面に向かっている途中、富磯海岸から蜃気楼現象を見た女性は「ノシャップの稚内灯台が海面から浮き上がっているように見え興味深い光景だった」と話していた。