赤れんが通信所で平和願い灯籠灯す きのう太平洋開戦80年

 太平洋戦争開戦から80年が経った8日夕方恵北にある稚内赤れんが通信所で平和祈念の灯りが催され、敷地内に80基の灯籠が灯され世界の恒久平和を願って発信した。
 日米開戦の口火を切った真珠湾攻撃作戦を告げる「ニイタカヤマノボレ1208」という暗号文が通信所を中継し連合艦隊に送信されたという歴史があり、稚内ユネスコ協会と稚内市歴史・まち研究会は2011年から平和の灯りを続けている。
 今年で11回目となる灯りに参加した会員や市民ら30人余りを前に歴史・まち研究会の富田伸司会長が「戦争の切っ掛けとなった場所ですが、ここから二度と戦争を起こさないという思いを込め明かりを灯したい」などと挨拶。そのあと通信所の周りに置かれた灯籠に明かりが灯された。

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