時の話題 「弱きを助け」

 食品には賞味(消費)期限があり、今の日本の生活レベルではだいたいが期限過ぎた物は食べない。しかし食料事情が悪い国では期限もへったくれもなく生き死にの根源の問題に関わってくるので目の前にある食品を食べなければならない。水だってそうだ。濁っていても飲める物であれば飲んでしまう。
 食料と水の最貧国の事情は概してそんなものだろうと認識しているが、日本にあっても水は兎も角、まともに食べることが出来ない貧困層が増えている。
 戦時中や戦後なら未だしも終戦し76年も経っているというのに御飯さえまともに食べれないという家庭があるというのは一体どういうことなのか。
 弱い立場や境遇の国民に手を差し伸べるのが国の社会保障と福祉行政であり、国、道は兎も角、市民をつぶさに知る立場と職責のある市町村職員は人間としての最低限の食べる事にもひもじい思いをさせないようにしなければならない。
 今、コップの中の争いをしている自民党の政治家諸君は〝お上気分〟は程々に〝下々〟国民のために政事をせないかんし、入院や隔離療養できず自宅療養というのか自宅待機で亡くなるコロナ感染者の救済を一刻でも早く実行せねばならない。
 我々の税金から数千万円の議員歳費を得ている以上、コロナであれ何であれ食べれない国民を助けるのは、よく言う喫緊の課題なのだから歳費に見合った知恵を絞らなければならない。
 頭が誰になろうが本質的に議員が持たなければならない使命感でもって現状を打開していってほしいものだ。

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