オーナーズクラブの名車トヨタ2000GT集結 北海道旅の途中で

 日本が世界に誇るクラシックスポーツカーのトヨタ「2000GT」を所有する道内外のオーナーが北海道ツーリング旅で稚内入りした。宿泊先のホテルに駐車している5台の名車に見物客は「かっこいい」などとスマホを手に撮影していた。
 1967年5月に発売された2000GTは生産台数337台と少なく、国内販売が218台しかなかった。日本で今、現存しているのは100台前後と言われ、状態の良いものは1億円を超える値が付くものもある。
 所有オーナーで作るトヨタ2000GTオーナーズクラブ・ジャパン(東京)に所属する豊田、福岡、札幌などの5人の会員は今月9日、札幌をスタート。旭川、名寄などツーリングしながら北上し11日夕方、稚内に到着した。
 貴重な車だけにツアーに同行する警備会社のスタッフもおり、60代男性は「本やテレビなどで見たことしかなかった車なので、まさか稚内で見られるとは夢想だにしていなかった。車好きには堪らない」と興奮気味に話していた。
 一行は12日午前10時半過ぎのフェリーで礼文島に渡った。

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