時の話題 「コロナ禍のお盆」

 盆入りした。「来るな」「行かない」の葛藤の末、ほとんどの方が里帰りを諦め家で引き籠る。異常な事態であること日本国民誰もが承知するというコロナ禍にあって我々は心の糧に何を求めればいいのか。
 感染は致し方ないにしても重症化せず生き延びる事が最も大切な事であり、その事に心血を注ぐべきだろう。
 冒頭から固い話になってしまったが、家族という絆さえ分断してしまう新型コロナウイルスの憎さはお盆入りし倍増している。
 若いうちは未だしも年を取ると1年後に再び会い話をし食事する事さえ覚束なくなる。
 自分たちがこの世にあるのは御先祖さまのお陰であり、その霊を慰めるのも控えた方がいいと言うのだから無理筋である。無理を発露するのはコビッド19(新型コロナのこと)であり悪戯もいい加減にせいと憤怒するがそんな柔なウイルスではないよう。
 11日現在、日本国内の感染者は5万人以上となり、この8日間で1万人増のペースと加速化している。
 世界での感染者は2千万人にも上る。
 緊急事態宣言解除後の外出自粛の緩和、都道府県をまたいだ移動自粛解除により想定されていたとはいえ第2波(道内は3波)感染の拡大ぶりには困惑している。100年前の「スペイン風邪」がそうであったように1波より2波の方が感染拡大し死者も大幅に増える可能性が極めて高い。いや既になっているかな。
 ウイズコロナ。我々はコロナに対処し何を成すべきか。半年我慢したのだからあと半年忍耐せねばなるまい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です