情報共有・発信を大切に 石塚労働基準協会長が抱負

 稚内労働基準協会の会長に就任した石塚英資氏(59)は「新型コロナウイルスの影響が各業界に及ぶ中、労働環境や生産性を変えることなく業務に取り組めるよう情報収集、発信して行きたい」と抱負を語った。
 石塚建設興業社長の石塚会長は、平成22年から副会長を務め、5期10年間に亘って会長を務めた藤田幸洋氏の指名で会長に就任することになった。
 本来であれば、秋に第79回全国産業安全衛生大会などが開催される予定だったがコロナによって中止となり「大会や研修をできないことは残念だが、その分、情報共有を大切にし労基署との橋渡し役に努めたい」と話していた。
 藤田前会長から指名を受けたことに対し「(藤田氏は)労働災害防止に対する想いが強い方でした。新型コロナで大変な状況ですが、想いを引き継いで労働災害を減らす努力をして行きたい」とし、「協会活動を積極的に広めることが出来たら」と話していた。

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