灯油まだ10円以上高く 稚内市内 ガソリンは昨年と変わらず
市内ガソリンスタンドの灯油価格は28日現在、店頭で91円、配達99円(ともに税込み)と、昨年同期に比べ店頭で11円、配達14円高いものの、道内価格を決めるコープさっぽろが28日灯油を5円値下げしたことから、稚内でも下落傾向に転じるものと見られる。
今年の原油価格は、OPEC(石油輸出国機構)加盟国が減産に足並みを揃えたことから、一時ガソリン価格は4年ぶりに高値を付けたものの、その後、米中の貿易摩擦など世界情勢の不安定化により価格は逆に値下がりに転じた。
稚内市内ガソリン価格はフルサービス146円(昨年同期145円)、セルフ137円(同138円)と、昨年とほとんど変わらず灯油ほど価格の開きはなかった。
年明けもガソリン、灯油とも値下がりする見通しにある。