時の話題 「ジンクス通りに」

 今年の冬はこれまでジンクスが破れ、何か夜のイベントがあっても荒れ模様の天候になることはなかったが、今冬初の暴風雪警報が発表された今宵はジンクス通りになるようである。
 正月号の編集作業などあったが、午前中、突然の来訪があり何やかやと世間話をしてしまい、いつもなら午前中に書く翌日(きょうのこと)の小欄執筆を逸してしまい午後から荒れた天候が現実化する外の風景を気にかけながらペンを走らせている。
 小社の忘年会は11月中に済ませたものの、先週から夜の年忘れ行事に参加することが多くなり、ついつい盃が進んでしまい、二日酔いどころか三日酔いにもなる始末で、知人から「年なんだから程々にしておきなさいな」と忠告される。
 飲むほどに酔うほどにうるさくなり、50代までのよう絡み酒ではないものの、それでも相当うるさい。よくまァ付き合ってくれるものである。
 忘年会シーズンになると警察や市長、防犯協会など関係団体の人たちが飲酒運転根絶など期し寒空の中、啓発して歩く。本当に御苦労さまです。市長も関係団体長も決して下戸ではないのに家などで酒を楽しむことなく事件・事故が起きないよう活動するのは正に自らを律した公徳人だ。
 そのような立派な人たちの願いに応えるためにも紅灯街での飲酒は節度を持っていきたいものである。
 景気が悪いと言っていても切りがない。年忘れの、憂さ晴らしの一刻とはいえ前後不覚に陥らず帰宅できるよう願っている。(19日午後記)

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