5年間で初めて減少 稚内市上期外国人宿泊者

 市(観光交流課)は今年上期(4月~9月)の外国人宿泊客延べ数をまとめた。
 1万3779人と前年度から1・9%の260人減った。夏場にかけては増加傾向にあった宿泊客数は、9月の地震の影響でホテルのキャンセルが相次ぎ過去5年間では2番目に延べ数が多かったものの、前年からは初めて減少に転じた。
 全体の3割を占めた台湾は4434人と前年から2・9%の132人減り、次いで香港が12・6%の323人減の2233人。台湾をはじめとするアジア地域からの宿泊数は1万177人と全体の7割を占めている。
 市ではインバウンド対策としてキャッシュレス決済の導入に向けたセミナーを開催し受入体制の強化を図る。   
 稚内外国人観光客誘致受入実行委員会で香港、シンガポールの訪問を予定しており、プロモーション活動して誘客に繋げていきたいとしている。
 3位以下の国別宿泊数次の通り。
 ③中国1664人④韓国929人⑤アメリカ428人⑥シンガポール424人⑦ロシア400人⑧タイ268人⑨フランス171人⑩オーストラリア99人⑪イギリス97人など。

コメントを残す