市長が就農した堂下さんと鎌仲さんを激励
新規就農者・農業後継者激励懇談会は14日、ANAクラウンプラザホテル稚内で開かれ、酪農家としてスタートした2人が工藤市長と目標や夢などについて語り合った。
日高町出身で酪農ヘルパーなどを経て今年11月、曲渕で新規就農した堂下健さん(41)に経営開始奨励金100万円、下増幌の親元で農業後継者となった鎌仲考也さん(18)に記念品を贈呈した市長は「基幹産業である酪農家を志してくれ大変嬉しい。2人の熱意はこのマチの未来にとって心強く、頑張ってほしい」と激励した。
30代の時に酪農家になることを決意し札幌の就農フェアをきっかけに稚内を選んだ堂下さんは「40頭を飼育していますが、5年後には倍にしたい。来月には僕の子供も産まれるので頑張りたい」と話し、小学生から親の仕事を引き継ぐことを決意していたという鎌仲さんは「やればやるほど結果が形になるので頑張りたい」と抱負を述べていた。