冬型事故に警鐘鳴らす トラック協会緊急労災防止研修会開く

 旭川地区トラック協会稚内支部は11日夜、文化センターで緊急交通安全事故防止研修会を開き、参会した大型車両のドライバーが安全運転を誓った。
 道内での交通事故の発生、死者が増加しており、稚内地区でも貨物運送自動車が関係する事故が発生したことを受け、事故の多発が危惧される冬期を迎え安全運転を心掛けてもらいたいと開かれた。
 協会加盟の建設、運送業を中心に参加した55社の110人を前に貝森輝幸会長は「管内で交通死亡事故が増加傾向にある中、これ以上死亡事故を起こさないという決意と指導をお願いするため緊急の研修会を開くことになりました。一人ひとりが交通安全意識の高揚に努め事故防止の徹底を図ってほしい」と挨拶した。
 このあと、稚内労基署の新田署長ら3人から冬期の交通労働災害防止策として車間距離を十分とること、路面状況に合わせた速度で運転することなど話があった。

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