海外ツアー盛んに 地震の影響から復活傾向へ
冬季観光で稚内入りし市内観光地を巡る海外からの団体客が増えてきた。
9月の胆振東部地震の影響で遠のいていた海外からの団体客だが11月以降は香港など中心に東南アジア地域からの団体客が徐々に回復しつつあり、8日朝はシンガポールから北海道旅行しているという団体27人がノシャップの恵山泊漁港公園に立ち寄り、稚内の吹雪に驚きながらも雪景色を満喫していた。
5日に新千歳空港入りし6泊7日の日程で道内各地を巡るという一行のバス運転手は「地震があった9月はツアーのキャンセルが相次いだが、11月に入ってからは冬季観光で道内入りする香港、台湾、シンガポールなどからの観光客が増え、皆さん雪を楽しんでいるようです」と話し、紋別に向かった。
7日夕方には中国から北海道旅行中の団体客30人が北防波堤ドーム、稚内駅などを観光していた。