9月地震以降は激減 稚内観光協会 上期の外国人観光客
稚内観光協会は、上期の外国人観光客の来市状況をまとめた。
観光案内所を利用した個人客、市内ホテルなどに宿泊した団体客合わせて集計したもので、4月から半年間の外国人観光客は4700人と前年に比べ14・9%の825人減少した。
月別では4月98人(前年261)、5月777人(同744)、6月1298人(同960)、7月1132人(同1289)、8月904人(同1197)、9月491人(同1074)。
最多は台湾で2185人(同2493)、次いで香港1057人(同1332)、アメリカ332人(同336)、中国304人(同331)など。
ツアーは114本と昨年より8本少なかった。
観光最盛期の6~8月は1000人前後が訪れ好調を維持したものの、9月は胆振東部地震などの影響で前年より583人も減少し全体数も落ち込んだ。協会は「冬観光で訪れた旅行者に稚内の魅力を伝え誘客に繋げたい」としている。