振興公社の越後さんら3人入賞 道索道協の安全標語募集
北海道索道協会による本年度の安全標語の表彰式が先月2日に札幌で開かれた総会席上あり、稚内振興公社職員の越後浩美さんが索道施設係員の安全意識を高揚させる部門で1位、土門洋子さんと廣中幸花さんが施設利用者の啓発を呼びかける部門で2位になった。
同協会では、スキーシーズンに合わせて安全で利用者に楽しんでもらうため7年前からスキー場に勤める従業員への注意喚起の一環として安全標語を募集しており、今年は索道施設部門で137点、施設利用部門で115点の応募が寄せられた。
こまどりスキー場を管理運営している稚内振興公社職員は毎年応募しており、今年は30人全員が応募した結果、越後さんの「油断と過信は事故の元 指差し声出し、再確認」、土門さんの「滑走前 点検・確認 忘れずに」廣中さんの「ゆずり合い みんなのマナーで 楽しいスキー」の3作品が賞に輝いた。同公社での複数受賞は初めてになる。
越後さん、土門さん廣中さんは「選ばれたことに驚きました。今シーズンも安全第一に多くの利用者に楽しんでほしい」などと話し、業務処理責任者の佐々木省吾課長は「日頃から安全に対する指導を行ってきた結果が認められた。これからも職員一同、安全意識を持って事故のない快適に利用できる体制を行っていきたい」などと述べていた。
越後、土門、廣中さんの作品はロッジ内に今シーズンの標語として掲示される。